映画の秋 [私生活]
日曜は久しぶりに親子3人で映画を観に行きました。
しかし、長年連れ添った夫婦とはいえ映画の好みは微妙に違うようで、ここ2~3日は3人で観る映画の調整を図っていました。
観たい映画
お嬢と私 ハリーポッターと20世紀少年
妻 ごくせん 20世紀少年 ROOKIES
普通に考えると3人で仲良く20世紀少年を観て、その後で各々みたい映画を観れば良い感じです。
でも、上映時間との兼ね合いからこんな組み合わせになり、しかも1本目を観終わってから映画館を移動して2本目を観るということになりました。
1本目 京成ローザ
お嬢と私 ハリーポッター 妻 20世紀少年
2本目 エクスワイジーシネマズ蘇我
お嬢と私 20世紀少年 妻 ごくせん
何かまるで仲が悪いみたい。
じゃあ、いつも通り映画評してみましょう。
ハリーポッターと謎のプリンス
劇場による作品紹介
人気シリーズ第6作。ハリーの宿敵ヴォルデモートの過去が描かれる。幼少期のヴォルデモート=トム・リドルを演じるのは、レイフ・ファインズの甥ヒーロー・ファインズ・ティフィン。ヴォルデモートとの最終決戦が迫っていることを予感するダンブルドア校長は、ハリーとともにヴォルデモートの守りをとく手がかりを見つけようと、かつて学生時代のトム・リドルを教えたこともあるホラス・スラグホーンを魔法薬学教授として学校に迎える。
このシリーズは魔法という現実ではあり得ない世界の話しですが、魔法使いの話って昔から沢山あり、大抵の人はドラマ、アニメ、映画などで観たことのある分野です。
今回はポッターが対決するヴォルデモートの幼少期を探る話しを中心に進み、次回作以降での本格的な対決を意識した作りになっているようです。
また、ハリーポッターシリーズは第一作から通して観ていないと面白さが半減してしまう部分があるけれど、シリーズ通して観る価値がある面白い作品です。
プリメロのお薦め度★★★☆☆
20世紀少年~最終章/ぼくらの旗~
劇場による作品紹介
“ともだち歴3年”(2017年)。世界は「世界大統領」として君臨する“ともだち”に支配されていた。殺人ウィルスが蔓延した東京は聳え立つ壁により分断され、都民の行動は完全に制限されていた。
“ともだち”の追手から逃れ、身を潜めているかつての仲間たち。荒れ果てた新宿でオッチョは反政府組織として武装蜂起する氷の女王・カンナの存在を知る。そんな中、“血の大みそか”以降、行方が分からなくなっていた“あの男”も遂に……! それぞれの想いとは別に着々と近づく新たな絶望。“しんよげんの書 ”には何が描かれているのか? “ともだち”の計画とは?全ての真実が今、明らかになる!?
今回が3部作の最後ということで、第2章での意味不明な状態からどのように話しが展開し、最終的な落としどころはどんな感じか注目して観ましたが、最後は、なるほどそうだったのかと納得できる作りになっていました。
想うに日本という国は今でこそ豊かな国だけど、いわゆる高度経済成長期以前に時代を遡れば貧しい国だったのかと考えさせられる少年時代の話しでもありました。
私が感じ取った20世紀少年の最大のテーマは、ケンジが大人になって忘れていた少年時代での後悔。
誰でも子供の頃に一つや二つは小さな後悔を胸にしまったまま大人になっているのでは、エンディングロール以降の話しは大人になったケンジの考えで、子供の頃に後悔していたことがあったらどうしますか?という問いかけだった気もします。
しかし、時代背景とか共感できるところがある反面、話しが大袈裟になりすぎたところや芸能人を沢山出演させる演出がマイナスとなった部分もあり10年後にこの映画を観たらつまらないかな
ちょっと辛口だったけど、映画自体は楽しんで観させてもらいました。
プリメロのお薦め度★★☆☆☆