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雲を掴むような問題 [相続税法]

相続税法を受験してきました。

今年の問題の第一印象は、易しい問題かも…

解き進むにつれて、ちょっと難しい問題かも…

試験終了後には、すごい難しい問題だった。

こんな感じで何とも掴み所のない問題でした。

私も出来たような出来なかったような、解答解説まで予断を許さない状況です。

それでも今年は落ち着いて解けたので、ある程度は満足しています。

ちょっとだけ試験問題に触れてみますネ。

第一問 

問1は、配偶者に関する規定(一応応用理論)

問2は、未分割に関する分割前分割後の手続及び各人の課税価格(事例理論)

第二問

R社株式以外は非常に簡単に見える問題だけど、R社株式以外にも落とし穴の多い問題でした。

ちなみにR社株式は論点がてんこ盛りなので、その論点を列挙してみました。

配当優先無議決権株式であること

非上場株式の相続税の納税猶予の適用はありそうだけど適用なし。(持株権割合が50%のため)

宅地Mの小規模宅地等の減額は50%となる。(持株割合が50%のため)

子会社S社の評価の計算上、法人税額相当額(42%)は引かないで計算し、その評価額をR社の純資産価額の計算上、資産の相続税評価額に加算する。

ちなみに宅地Mの20%相当額、問題文に『S社株式以外の相続税評価額』と記載されているので織り込み済みと思われます。従ってR社の純資産価額の計算上、宅地Mの20%相当額は加算しない。

R社の退職功労金等は、純資産価額の計算上、負債に含まれていないので加算する。

中会社で持株割合が50%以下なので純資産価額に80/100を乗ずる。

その他にも純資産価額とR社の比準要素の資料が複数年ありました。

合ってないと思うけれど、一応私の出したBが取得したR社株式の価額は66,810,000円でした。

正直な所、R社については部分点狙いが正解ですね。

[ビール]

さっ、試験も終わったことだし今日はゆっくり寝られる。

じゃあ おやすみなさい zzz


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